日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会
Japan Asia Africa Latin America Solidarity Committee

◆ホーム
◆プロフィール
◆声明・見解
◆非同盟運動
世界社会フォーラム
◆イベント紹介
◆資料保管庫
◆リ ン ク 集
◆AALA物産展


非同盟運動…
参考文献
その目的
誕生と歴史
参加国・組織
非同盟Q&A


《 非同盟運動の紹介 》


第13回非同盟諸国首脳会議
非同盟運動の再活性化をめざして
(マレーシア・クアラルンプール)

THE XIII NAM SUMMIT
Non-Aligned Movement

2003年2月20〜25日

第13回非同盟諸国首脳会議は、イラクへの武力行使反対の国際世論が高まり、非同盟諸国が国連で公開協議の開催を推進するなど、国連史上かつてない傑出した役割を果たすなどのなかで開催されました。新たに非同盟運動に加盟した東ティモール、セントビンセント・グレナディーンの2ヵ国を加え、116ヵ国の参加で行なわれました。日本からは、日本AALAがゲスト組織として招待されました。開会式では、各国代表団長が民族衣装を着た若いマレーシアの女性に一人ひとり席まで案内されたあと、“NAM Shall Lead the Way(非同盟は導く)”という歌がマレーシアの女性歌手によって披露されました。


非同盟は導く (訳:日本AALA)

歌手 : ハティジャ・イブラヒム
作詞 : マレーシア外務省
作曲 : ダトゥック・アハメド・ナワブ
編曲 : リジュアン・アブドゥル・サラム

 指導者5人が集まって / ひとつの運動が誕生した / 私たちの運命に / ふさわしい展望をあたえるために
 はじめはちいさかったが / いまは多くの数を数える / 五つの大陸にひろがり / 人間性をゆたかにあらわす
 わたしたちは力のみなもと / 植民地に別れを告げ / 独立し、なおともにある / 共通の目的を守るために
 (コーラス)われわれの多いことは力となる / 自由こそわがのぞみ / 未来はわれらの手に / 非同盟は行く道をてらす
 たたかいはまだつづく / 新しい世界の秩序をめざして / 誇りと尊厳をもち / 平和と繁栄に生きるために
 目の前には挑戦が / さまざまな問題もある / わが声を響かせよう / 非同盟は行く道をてらす



◆首脳会議では、会議の決意を表明した「最終文書」のほか、「イラクに関する声明」、「パレスチナに関する声明」、非同盟運動の再活性化をめざす「クアラルンプール宣言」が一致して採択されました(第13回首脳会議の公式ホームページはこちら)。

◆今回の首脳会議は、イラク問題で試練を受けている国際秩序を、国連憲章にもとづく公正なものとする重要性を明確に表明した点でも、非同盟運動の「再活性化」を表明した点でも、画期的な、42年におよぶ非同盟運動史上、歴史的な意義をもつ会議でした。

◆「再活性化」が打ち出されたのは、一国覇権主義が無法に展開されているなかで、どうしても非同盟運動を強化しなければいけないという切実な思いからです。

◆非同盟諸国首脳会議の新たな議長となったマハティール首相が、開会演説の中で「『北』にもわれわれの同盟者がいる」と述べましたが、これは日本AALAを含めた日本からの参加者、およびイラク戦争に反対する「北」の諸国を指すものと考えられます。



非同盟諸国首脳会議 イラクに関する声明
(2003年2月25日採択/日本AALA訳)

 われわれ非同盟諸国首脳は、重大な懸念をもって、イラクに対する戦争が引き起こしつつある脅威がもたらしている不安定かつ急速に悪化しつつある情勢を検討した。
 われわれは、われわれと同様に戦争を拒否し、イラクにたいする戦争が地域全体の不安定要因になるだけでなく、世界のすべての国、とりわけ地域の国ぐにに計り知れない政治的、経済的、人道的結果をもたらすと確信している非同盟諸国と、世界の他の諸国の数百万の人びとが示している憂慮の念を、完全に自覚している。
 武力行使の基本原則へのわれわれの誓約と、すべての国連加盟国の主権、領土保全、政治的独立、安全保障の尊重をあらためて強調する。
 現在の情勢の平和的解決を達成するための努力を尽くすというわれわれの誓約を再確認する。イラクに対する戦争を回避するあらゆる努力を歓迎、支持し、一方的行動でなく、多国間の行動に基づく努力の粘り強い継続をよびかけ、国際の平和と安全を維持する国連と安保理の中心的役割を再確認する。
 安保理決議1441に基づいて国連査察団を無条件に復帰させ、協力するとのイラクの決定は、イラクの大量破壊兵器の平和的な廃棄を世界に保証するものであり、歓迎する。
 イラクが安保理決議1441と他のすべての関連安保理決議を積極的に遵守し、また遵守し続けるようイラクによびかける。そうすることが、イラクと国連とのあらゆる懸案を、イラクの近隣諸国を含むすべての影響を受ける国ぐにの懸案を考慮に入れて包括的、平和的に解決することに道を開く重要な一歩になるであろう。
 イラクにおける現在の兵器廃棄の努力は、それ自体で終わるべきものではなく、安保理決議687に基づく制裁の解除に向かって進むものでもあるべきだと強調する。
 イラク危機の平和的解決は、安保理がイラクの主権、領土保全の不可侵、政治的独立、安全保障と、決議687の第14項を遵守して、イスラエルを含む中東を大量破壊兵器のない地帯にすることをも保障できることを確信する。

ページトップへ